家を建てる前に知っておきたい家の形状。バルコニー編

f:id:asawabe1023:20160525164112j:plain

バルコニーと言えば皆さんご存知の通り、家の屋内スペースから突き出したあの部分のこと。 屋外で光と風を感じながら、洗濯物を干したり、もう少し広ければテーブルやイスを置いてお茶を楽しんだりできるのが魅力ですよね。

ところで皆さま、バルコニーの形状については詳しく知っていますか?

家を建てるとき、なんとなく「バルコニーがほしい」と思っていてもその形状や1階に作るか2階に作るかで費用面やメリットデメリットが大きく変わってきます。 大きく分けると皆さんがよく知っている一般的な外に飛び出ている部分を指すバルコニーと、外に飛び出さないインナーバルコニーというものがあります。 今回はそれらの特徴やメリットデメリットについてご紹介します。

バルコニーは費用面、室内の床面積を考慮すると軍配が上がる

まず一般的なバルコニーのお話です。これには1階に設置するのと2階以上に設置するのと2種類ありますがまずは一般的な2階以上に設置するものから。 外に飛び出している分、部屋の向きを考えれば日当たりもよく風も通りやすくなっています。

奥行のあるバルコニーを作ればその分、洗濯物を干すスペースは広くなりますしテーブルやイスを置いて日光浴、お茶を楽しむこともできますよね。

ただし、飛び出しているので強度面や耐震性を考慮すると広々としたスペースの確保は難しいというのが難点です。

また、1階に設置する場合。この場合は割と奥行に関しても建物自体のバランスから少し融通が利くケースが多いです。 ただし、1階になるので隣の家との距離次第では日の光が当たりにくいというリスクが考えられます。

ただ、こういった外に飛び出すタイプのバルコニーについてはかなり一般的に浸透していますし施行例も多いので低価格で実現することができます。 また、室内部分の床面積を減らすことなく設置できるものなので家を狭くしたくないという希望がある人には向いていますね。

インナーバルコニーは使い勝手◎

一方のインナーバルコニーは建物の一部をくりぬいて作ったような形をしており、基本的には建物の中に入り込んでしまっているので上には屋根がついている形になります。

1階であれば玄関脇や庭に面する部分を使って、室内部分から飛び出さずにバルコニーを作る方法があります。 その場合、建物部分が屋根として機能してくれるので雨の日でも水に濡れるリスクが軽減できます。 横殴りの雨にならない限り濡れにくいというのは非常に便利ですよね。うっかり洗濯物出したままにしてきてしまった、というときにも有効です。

2階にインナーバルコニーを作る場合、もし1階にリビングがあるのならそれほど大きなものは必要なさそうです。

というのも、1階リビングで生活の中心が1階になってしまうと2階のバルコニーは洗濯物干しくらいにしか利用できないから。 後述しますが、インナーバルコニーはコスト面で普通のバルコニーよりかなり負担が大きいのであまり使わないインナーバルコニーはもったいないのです。

インナーバルコニーは費用負担大

見てきたようにインナーバルコニーはとてもメリットの多いものです。洗濯物干し以外にも、奥行のあるバルコニーを作れば部屋の一部のように使うことができるからです。 屋根があって奥行もあり、十分なスペースが確保できるので屋外なはずなのに室内のように快適に利用することができるんですね。

しかしインナーバルコニーに屋根があるという構造上、コスト面や設計面で多くの制約がかかってきます。屋根を支えなければならないので、その分大きな柱が必要になったり壁が必要になったりします。 それらはデザイン面でも大きな制約になるので、思っているものとやや違った形状になる可能性は否めません。

また、屋根があるということでうまく光を取り入れる構造にしないと薄暗くなってしまうのも特徴の一つです。 雨に濡れにくい構造と光を取り入れやすい構造というのは相容れないものなんですよね。採光を考慮した天窓を作るなどして上手に光を取り入れましょう。

h3>まとめ いかがでしたでしょうか。バルコニーのある部屋に憧れるという気持ちは非常によくわかります。生活も便利になりますし、家の楽しみ方が多様化する可能性も秘めていますよね。

しかし、形状によっては費用負担が大きくなったりデザイン面で制約が大きくなるので、バルコニーを使うにあたっての目的をよく考えることが必要です。